フリー麻雀でのマナー

麻雀はただでさえルールが複雑なゲームです。さらにそこからマナーまで重要視されるのは面倒くさいですよね。でもそれぞれのプレイヤーがマナーを守ることはとても大切なんですよってことを説明します。

ゲーム進行上さほど影響がないのになんでメンバーがすっとんできて注意してくるんだって思われることもあるかもしれません。それにはちゃんと理由があるんです。

雀荘によってマナーはまちまちですが、今回は当店でのマナーとそれぞれの理由について解説していきます。

先ツモ禁止

先ヅモしてる時に上家の打牌を鳴かれたら入った牌を戻すことになりますよね。

ということは本来知りえないツモ山の情報を知ることになってしまうということです。麻雀は不完全情報ゲームなので他家の手牌にアレが入ったとかは本来分からないものなんですが、先ヅモすることによって知ってしまうのはゲーム性が崩れてしまいます。

例えばこういう聴牌が入っていたとして、先ヅモすることによって他家の手に中が渡ったことを知っていたとしたらどうでしょう。点棒状況やその人の河を見て中を釣り出せそうか、出なさそうだし両面に受けようかなどありえてはいけない選択肢が入ってきてしまいます。先ヅモダメ、絶対。

さらに言うと、先ヅモした人が確実にツモった牌を戻すとも言い切れません。不要牌と入れ替える可能性もありますよね。イカサマ防止の観点からも先ヅモは禁止になっております。

無発声禁止

なぜかマナーに分類されていますが、そもそもアクションをする際に発声をするのは麻雀の「ルール」です。

鳴く際にまったく発声しない人をたまに見かけますが混乱します。鳴いたことを気づかなくてツモ番がずれてよく分からないことになってトラブルが発生することもあるので発声はしっかりしましょう。当店では無発声鳴きはアガリ放棄となっています。

アガった時に「ツモ」「ロン」の発声も同じく麻雀におけるルールです。当店では無発声のアガリはチョンボ裁定となります。発声はしっかりしましょう。

なぜそうしてるかというと、麻雀は無発声にペナルティがないと無発声の人が得をしてしまうゲーム性だからです。無発声の人は誤ポン・誤ツモ・誤ロンをすることはありません。なぜなら発声しないから。

誤ポンは1000点罰符、誤ツモ・誤ロンはアガリ放棄のうえ流局したらチョンボ(8000点オール支払い)のペナルティがあるので、ちゃんとルールを守っている人はペナルティの可能性がある。かたやマナ悪無発声オジサンはそもそも発声をしないので間違えて発声してしまうリスクがない。

ちゃんとルールを守ってる人のほうがペナルティを受けるリスクが高いのはおかしいので無発声のペナルティを大きめに設定しているというわけです。

意地悪で言ってるんじゃなくて、ちゃんとルールを守ってプレイしてる人が損をする理不尽が許せないという意図から無発声にペナルティを設けています。

ツモった牌を中に入れない

マンガン未満の打点の時は符計算があります。

ツモ・発・ドラ1=2000-4000の手です。もし3sを手の中に入れてしまうと

ペンチャンをツモったことを証明できません。低目取りで1000-3000となります。損ですよね。ツモってきた牌は手の中に入れずに横に置きましょう。

続いて最悪のパターン。

大阪サンマはナシナシの完全先付けです。9pを仕掛けたということは発を暗刻で持っていたはずなんですが、アガリ牌を手の中に入れてしまったらそれが証明できません。アガった人にとって一番低い見方をするルールですので、これはこうなります。

発をツモったとみなして、完全先付けのルールを違反しているのでチョンボ。ツモった牌は手の中に入れてはいけない…。

関西三麻のルールについては【こちらの記事】で詳しく解説しておりますのでよかったら読んでみてください。

これに関してはルール的な観点ですが、マナーとしても大事です。

いちいちツモってきた牌を手の中に入れてから不要牌を捨てていたら一打あたりの時間が数秒遅くなります。たかが数秒ですが塵も積もれば山となります。自分が時間を使ってるあいだは他の人はあなたが切るのを待ってます。難しい形の時に考えるのは仕方ないことですが、無駄なモーションで他人の時間を徒に消費するのはやめましょう。

強打・引きツモ禁止

「すごい迫力だぁこれはぁ(笑)」

牌が痛んでガンが入ったりするのでやめましょう。あと普通にカッコ悪いです。

毎巡強打してる人いますけどさすがに疲れないか…?

危険牌押すときに多少強打気味になるのは気持ちも分かりますがやりすぎは駄目です。

伏せ牌禁止

伏せる→牌姿忘れる→見る→また伏せる→アガる→起こす→倒す

時間の無駄なのでやめましょう。

伏せてる方がぶっこ抜きなどのイカサマがしやすくなりますし、誤解されても嫌でしょうし、伏せ牌は誰にとってもメリットがないんです。

昨今の雀荘でイカサマをする人を見ることはほぼありませんが一応ね…。

三味線禁止

どこから三味線とするのかって問題があるので、そもそも進行中の手牌のことについては一切何も言わないのが無難です。

親リー受け中「なんもないわ~」とか言って危険牌切りつつ他家が親現切ったら「ロ~ン」。実際手を見ると安牌は確かにない。

「うわ、やってもうた~」と言った直後に「ロ~ン。この九萬残してたら四暗刻あがってたわ~。あ、倍満やで^^」

などなど、放銃した人はいい気がしません。

三味線ではなくても「イーシャンテンから全然入らない」「カンするかどうか迷った」など手牌進行度や手牌構成などを示唆するような発言も良くないです。これは先ほど言った「麻雀は不完全情報ゲームである」前提を覆してしまうからです。

気になったことがあっても流局までは待って、次の配牌があがってきたくらいで言うのが無難です。

「さっきの局、ダブリーチャンスだったけど結局聴牌すらしなかった(笑)」

「さっきの国士テンパってました?」

など、終わった局のことに関して言ったり聞いたりするのは問題ないです。

メンバー打牌規制

当店はスタッフの打牌規制はありません(三麻で規制があるお店はあまり聞かないですが)。

モロヒなんて現代では普通に危険牌という認識はあるでしょうし卑怯でもなんでもないです。

東1局の安いアガリも他家の手を蹴る重要なアガリですし、オーラスの着順が変わらないアガリもフリーでは重要です。

これは色んな考え方があるのでメンバーの打牌規制がある雀荘を批判したいわけではないですが、当店の考え方としては「麻雀は真剣勝負が面白いんだから打牌規制で実質舐めプみたいなことをお客様にするのはかえって失礼」というものです。

捨て牌は6枚切り

てきとうにどこまでも伸ばして切ってるとどこから通ったか分かりにくいです。

他家の邪魔になるほど無限に河を伸ばしてくる人もいて邪魔になる時もあるし…。

点棒・チップは手元まで

放銃して不貞腐れて自分の手元に点棒・チップ置いて「取りに来い」みたいな感じ悪い人いますがマナー違反です。受け取る方の手元に置きましょう。またその際にエレベーターラインに置かないように気を付けましょう。

理牌をする

牌姿を理解するのに時間がかかります。

対局中は読まれるのを避けてある程度ばらばらにしてるのは戦術としてアリですが倒す時は理牌してからにしましょう。

片手倒牌禁止

合理的な理由は特にありませんがなんとなく腹が立つのでトラブル防止の観点から両手で倒牌するようにお願いしてます。

ラス半コール

店側の都合に見えますが、他のお客様を必要以上にお待たせしないように卓組みするうえで重要なのです。急用ですぐ抜けなくちゃいけないなどは仕方ありませんが、可能な限り他のお客様の時間を無駄にしないためにもラス半コールはお願いします。

暗槓は一度4枚全部見せる

イカサマ防止です。

アカギがやってたアレはテクニックじゃなくて普通にイカサマです。フリーでやると出禁になります。

裏ドラは全員に見せる

裏ドラ確認が「任意」ではなく「強制」なので乗ってるのに乗ってない宣言をするのを防ぐためです。

逆に、アガった人だけが裏ドラを見て「裏裏です」とかも良くないです。どうせ確認しないと払いませんし見せるようにしましょう。

そもそも麻雀でマナーは必要?(まとめ)

これははっきりと「必要」だと言い切れます。

なぜなら麻雀は対人ゲームですので同卓者に不快な思いをさせないように最低限気を付けることは当たり前のことだからです。自分がやられて嫌なことは他人にしちゃいけないということは小学校で習います。「俺はされても嫌じゃないから構わない」→セットなどで同じ価値観同士の人たちだけで打ちましょう。フリーで他人と打ってはいけない。

ルール説明時にはいちいちひとつひとつマナーの理由を説明していると死ぬほど退屈なので割愛していますが、内心「なんでこんなマナーが存在するんだ?」と疑問を抱くこともあるかと思います。マナー講師が食い扶持を稼ぐための言いがかりみたいなマナーを押し付けられると脳が拒否反応を起こしますが、一見必要なさそうなものでもこんな理由がああるんだって分かれば気持ちよく遊べるようになるのではないでしょうか!

楽しく遊ぶつもりで雀荘にフリー麻雀を打ちに行ったのに、マナ悪オヤジと同卓したがゆえにかえってストレスが溜まってしまった経験は誰しもがあるでしょう。

大阪ミナミ(心斎橋・長堀橋・難波)の【麻雀おもち】はマナーが良く楽しい時間を過ごせるような空間作りをしておりますので是非ご来店ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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